左前腕部の炎症で2軍調整中の巨人内海哲也投手(33)が、故障明け初めて先発した。

 4月23日の日本ハム戦(2軍)以来の登板だったが、4回2安打無失点5奪三振と好投した。球速も前回より2キロ速い138キロを記録。スライダーも右打者の低めに決まった。4月29日の同リーグ西武戦で先発予定だったが、患部の状態や疲労などを考慮し、回避したこともあり「前回(登板を)飛ばして患部を治してマウンドに上がった。患部を気にすることなく投げられた。腕を振れたことが収穫です」と手応えを口にした。