広島の“勝利の方程式”が解体されることが決まった。8回から登板したセットアッパー永川勝浩投手(34)、9回の守護神中崎翔太投手(22)がともに失点し、救援陣が不安を露呈した。

 緒方監督が「中継ぎと抑えは流動的に使っていく。そういう形でいく」と厳しい口調。投手陣の全権を任される畝投手コーチも「固定できない。状況をみながら判断していくしかない」と話した。今村や戸田、ザガースキーらを含め、調子と相性を見定めて起用することになる。