阪神藤浪晋太郎投手(21)が1日、甲子園で投手指名練習に参加した。

 予定されている3日ロッテ戦(甲子園)の先発に向けて、ブルペン投球などで調整した。現在絶好調で、5月14日ヤクルト戦(神宮)の3回から、同20日巨人戦、同27日楽天戦にかけて26イニング連続無失点を継続中。一方のロッテは、パ・リーグトップの打率3割6分3厘を記録する1番清田から始まる強力打線だ。注目の戦いに向けて藤浪は「(ロッテの)データどうこうよりも、自分のボールを投げることが一番。データは困ったときの話。いいボールを投げることで、打ち取ることを目指して投げたい」とベクトルを自分に向けた。