初戦終了後に、将来の公務員志望を口にした流通経大(東京新大学)の「ちょい悪エース」、生田目(なばため)翼投手(3年=水戸工)が、最速152キロで2安打完封。29年ぶりの決勝進出を決めた。

 「(完封は)終わってみたらという感じで、投げている時は無心でした。初戦は緊張しましたが、今日は楽に投げられました」と喜んだ。

 オフ期間は「やらされた」と言う走り込みで、下半身を強化。最後の1球、117球目に152キロをマークするなど、終盤まで球速は落ちなかった。