楽天は27日、銀次内野手(27)が左腓骨(ひこつ)の不全骨折(ひび)だったと判明したと発表した。

 5月22日の西武戦でクロスプレーの際に左すねを痛め、翌23日に登録抹消。福島県内の病院で診察を受け「左すね打撲」と診断を受けていた。

 登録抹消後、2軍でリハビリを行っていたが痛みが引かず、26日に福島県内の病院で経過観察の診断を受けたところ、左腓骨(ひこつ)にひびが入っていたことが分かった。復帰時期は7月中旬から下旬の予定だったが、8月中旬までずれ込むこととなった。

 当初は3人の医師に4回の診察を受けたが、打撲もしくは骨挫傷の診断を受けた。負傷から1カ月経過し、バッティングなどの技術練習を行っていたが痛みが引かず、再検査を受けたところ、負傷直後から骨にひびが入っていたことが分かった。芹田コンディショニング部部長は「痛みが出るリハビリをしていたわけではなく、病名が再診断で変わったというところ。今後は少し練習を制限して運動強度を下げる」と話した。