ソフトバンクが0-2で迎えた5回、打者一巡の猛攻でオリックス金子を攻略した。

 無死満塁から代打高田が押し出しの四球を選び、1点を返すと、1死となった後、明石健志内野手(29)が逆転となる右前2点適時打。「一番大きなチャンス、いい場面で打席をむかえられて良かった。うまく集中できた打席だったと思います」。

 さらに1死一、三塁から柳田悠岐外野手(26)も右前適時打で続いた。「明石さんが打ってくれたので、楽な感じで打席に入れました」。内川も四球で歩き、1死満塁となると、李大浩内野手(33)も右前適時打。昨年の対戦で4勝を献上した金子をマウンドから引きずり下ろした。「最後に甘い球がきて、うまく打てました。打線の勢いがいいので流れに乗れました」。

 ソフトバンクはその後も、松田が左翼線への適時二塁打、中村晃も右前適時打と続き、1イニング一挙9得点の猛攻で、試合をひっくり返した。