球界最年長打撃投手が16日、フレッシュオールスターの雨天順延を残念がった。69歳のロッテ池田重喜寮長兼打撃投手だ。

 順延が決まった岡山で「今日は残念だったね」。現役時は、大洋、ロッテでプレー。今は、ロッテで寮長を務めながら、2軍選手相手に打撃投手も務めている。ロッテは昨年、イースタン・リーグで優勝。フレッシュオールスターのスタッフは、前年優勝チームから派遣されるため、今回は池田寮長が選ばれた。

 岡山を訪れるのは「記憶はあいまいだけど45年ぶり2度目」だという。大洋時代にオープン戦で来たが、「平松選手と間違えられて、差し入れを頂いた思い出があるよ」と懐かしんだ。

 順延される17日に向け「フレッシュオールスターに呼んでいただいて、投げさせていただけるのは本当にありがたい。せっかくだから明日は出来るといいね。(18歳、19歳といった若い選手相手にも投げるが)マリーンズでも香月や脇本がそう。いつも投げているからね。孫みたいな年だよね。こっちもフレッシュな気分になりますよ」と意気込んだ。