横浜OBの日本ハムのルーキー浅間大基外野手(19)と高浜祐仁外野手(18)が、今夏限りで勇退する恩師へ感謝の言葉を送った。

 28日、全国高校野球選手権大会(8月6日開幕、甲子園)神奈川大会の決勝で東海大相模に0-9で敗戦。浅間、高浜も昨年の準決勝で東海大相模に敗れていた因縁の相手だった。後輩たちは雪辱を晴らせず、渡辺元智監督(70)の夏が終わった。

 チームを離れる恩師へ、浅間は「私がプロ野球の世界に入れたのは、ひとえに監督さんのご指導のおかげです。これからも監督さんに教わったことを胸に、技術の向上に努めていきたいと思います」。

 高浜は「打撃が不調の際は頻繁にお声掛けをいただくなど、監督さんに温かく見守っていただいたおかげで、この世界に入ることができました。1日でも早く1軍に上がり、活躍する姿を監督さんに見せられるように頑張りたいと思います」と教え子として、さらなる飛躍を誓っていた。