巨人が2試合連続でサヨナラ勝ちを決めた。

 1-1の9回2死一、二塁で、途中出場の鈴木尚広外野手(37)がプロ19年目で初のサヨナラ打を放った。先発菅野はハーラートップタイの9勝目はならなかったが、中5日ながら8回無失点と好投した。

 6連敗中と苦手にしていたDeNAから同一カード3連勝を決めて貯金を2とし、首位阪神とのゲーム差は0・5。

 試合後の原辰徳監督(57)のコメントは、以下の通り。

「(鈴木は)打席数が少ない中でキャリアというか強さが出た。(中堅手が)前進したその前に落とすのだから、さすがですね。(菅野は)粘り強く投げてくれた。勝敗はつかなかったがナイスピッチングでした。(菅野は)うちのエース格の投手。そう簡単に日数を空ける必要があるのかな、というところ。中5日ぐらいどんと来い、という風に見えましたね」