オリックスは、まさかの結末で3位ロッテと7差に広がった。9回無死三塁で佐藤達の直球を、この回から出場した伊藤光捕手(26)が捕逸。今季5度目のサヨナラ負けを喫した。伊藤は「先頭打者をアウトにできなかったので…」とがっくり。福良監督代行はバント失敗などで完封負けに終わった打線を「細かいことをやっていかないと勝てない」と嘆いた。

 ▼オリックスは伊藤の捕逸でサヨナラ負け。サヨナラ捕逸は7月9日桂(中日)が阪神戦で記録して以来。パ・リーグでは61年4月23日竹下(阪急)が近鉄戦、88年4月19日内田(阪急)が南海戦、94年6月12日定詰(ロッテ)がオリックス戦で記録して以来21年ぶり4度目。スコア0-1でのサヨナラ捕逸は56年6月14日土井(大洋)以来59年ぶりで、パでは初めて。