阪神藤浪晋太郎投手(21)が7回6安打10奪三振2失点でリーグトップタイの今季9勝目を挙げた。

 1点の先制点をもらった初回。先頭の乙坂に四球を与えると、2死二塁から4番筒香に中前適時打。続くロペスに中越え適時二塁打を浴び、逆転を許す苦しい立ち上がり。その後も毎回のように走者を背負うも、要所で三振を奪う粘りの投球で追加点を与えなかった。

 「野手の方に助けてもらいながら、捕手の方に助けてもらいながら、勝たせてもらってる状況なので、もっと自分で胸張って勝ちましたと言えるような試合がもっとできればと思います」とお立ち台で宣言した。