阪神が5回に打線がつながり3点を加えた。

 1死一、二塁から1番鳥谷が初球のスライダーを捉え右前に運んで、まずは1点を追加した。「フォアボールでランナーをためた場面でしたし、カウントを整えてきたら初球から積極的に打ちにいこうと考えていました」と狙い通りだった。

 2死満塁で打席に入ったのは4番ゴメス。フルカウントからの6球目、高め直球をフルスイングすると打球は一、二塁間を抜けた。「フルカウントだったからボールをしっかりと見て、ストライクゾーンにきたボールだけを打ちにいこうと考えていたんだ。タイムリーになって良かったよ!」。2点適時打となり、14日ヤクルト戦(神宮)以来の打点をマークした。