ロッテ古谷拓哉投手(34)が6回1安打2失点で3勝目を挙げた。

 1回1死一塁で、糸井に初球を右翼席中段まで運ばれる先制2ランを打たれた。一塁走者の安達は、味方の失策によるものだった。だが、2回以降は安打を許さず、6回まで投げ抜いた。結局、糸井の本塁打が唯一許した安打だった。

 2回には、1回の失策を犯した三塁中村に「ミスを恐れず、思い切ってやれ」と声をかけた。その中村が6回に2点中前打。

 一緒にお立ち台に上がった古谷は「本当にうれしいです。(被安打は)1本だけだったけど、強烈な1本でしたね。その後は切り替えて投げられました。残り1カ月ちょっと。全力で行きたい」と力強く話した。