巨人が2試合連続の無失点リレーで2連勝を飾った。初回にキャプテン坂本の先制適時打と村田の押し出し四球で2得点。6回には4番阿部が12号ソロで駄目を押した。先発大竹は6回2死まで中日打線を無安打に抑え、7回2安打無失点で今季2勝目を挙げた。試合後、原辰徳監督(57)のコメントは以下の通り。

 「(大竹)本来に近い。非常にメリハリが利いていた。低めにも来ていたし、良かったです。コンディションは非常に上がってきている。(初回は)あそこでよく(村田が)四球を選んでくれた。2点目が大きかった。(阿部)どちらに転ぶか分からない中で、慎之助の1本で(流れが)傾いた。我々の中では、迷うことはない。練習で汗を流し、ゲームで自分を信じて、1球入魂というところでいいと思いますね。(明日に向けて)毎試合、若い田口をなかなか援護できていない状況だから、なんとかいい形で援護して、思い切り投げられる環境にしたい」