阪神が連敗を3で止め、この日試合のなかった2位ヤクルトとのゲーム差を0・5とした。

 同点の6回に、この日阪神入団後初の4番で起用された福留孝介外野手(38)が、決勝の19号ソロを放ち試合を決めた。投げては先発藤浪晋太郎投手(21)が、7回を投げ2安打1失点。9四球を与えるも12奪三振を奪う粘りの投球で自身最多の12勝目を挙げた。

 和田豊監督(53)は「こういう混戦というか、厳しい試合がまだまだ続くと思う。1戦1戦やって、またいい状態で(甲子園に)戻ってきたいと思う」と4日からの敵地での中日3連戦へ目を向けた。