日大が、今春王者の専大を破り、1勝1敗の五分に戻した。

 先発の左腕、東範幸投手(2年=履正社)が延長10回139球を投げ抜き、6安打3奪三振でリーグ戦初勝利を初完封で飾った。

 「ずっと継投でやってきているので、次のピッチャーにつなぐ意識でした。真っすぐでどんどんインコースをつけた」と喜んだ。

 0-0で迎えた延長10回1死満塁からは、4番京田陽太内野手(3年=青森山田)が決勝の右犠飛を放った。

 「いつも心掛けている逆方向を意識した結果」と話した。