ロッテの抑えである西野勇士投手(24)が離脱する可能性が高いことが24日、分かった。

 23日の楽天22回戦(QVCマリン)で、1-0の9回に登板。3者凡退に抑えたが、最後の打者の打球が左足を直撃した。試合後は自力で歩き、千葉・習志野市内の病院で左足甲打撲と診断されたが、休養日のこの日も痛みが引かない状態が続いている。

 落合投手コーチは「明日は休ませます」と、今日25日のソフトバンク戦から外す方針を示した。ただ、すぐに戦列復帰できるかは不明。足の甲は折れやすく、精密検査で打撲以上の診断が下りることが十分考えられる。今季ここまでリーグ3位の34セーブ。3位西武を1ゲーム差で追走しているだけに、絶対的な守護神の離脱は逆転のCS出場を目指すチームに大きな痛手だ。残り11試合は、大谷、内、益田、松永ら中継ぎ陣をやりくりするしかない。