日本ハム栗山英樹監督(54)が、粘投した斎藤佑樹投手(27)をクライマックスシリーズで起用する可能性を示唆した。3敗目を喫したが、6回を5安打、3四球、5三振で4失点。3回までは無安打と直球とフォークを軸にした新スタイルに、光明が見えたよう。

 先発として1軍に再昇格してから5登板で1勝止まりも、すべて5回以上を投げ切っており、指揮官も一定の評価を下した。「状況を見ながら、しっかり攻めていた。これだけ安定している期間が長いのは初めて」と及第点。登板機会がないため26日に出場選手登録を抹消されるが、登板チャンスがありそうなポストシーズンへ備えることになった。