ドラフト1位候補の明大・高山俊外野手(4年=日大三)が、通算127安打を放ちリーグ最多安打を達成した。

 早大のエース左腕、大竹耕太郎投手(2年=済々黌)から初回に中前打を、3回の第2打席に左前打を放ち、明大OBでDeNA高田繁GM(70)の記録に48年ぶりに並んだ。

  高山の4年春までの打撃成績は以下の通り。

1年春 48打数20安打、打率4割1分7厘

1年秋 60打数16安打、打率2割6分7厘

2年春 54打数13安打、打率2割4分1厘

2年秋 44打数13安打、打率2割9分5厘

3年春 56打数19安打、打率3割3分9厘

3年秋 53打数19安打、打率3割5分8厘

4年春 51打数17安打、打率3割3分3厘

 ◆高山俊(たかやま・しゅん)1993年(平5)4月18日生まれ。千葉・船橋市出身。飯山満小1年からホワイトビーストロングで野球を始める。七林中では船橋中央シニアに所属。日大三では1年秋から右翼でレギュラーとなり甲子園に3度出場。3年夏の甲子園決勝で先制3ランを放ち、日本一に貢献。高校通算32本塁打。明大では1年春からレギュラー。ここまでベストナインを5度受賞。首位打者は獲得していない。大学日本代表でもレギュラー。181センチ、84キロ。右投げ左打ち。