西武今井達也投手(25)が、27日のソフトバンク戦(みずほペイペイドーム)に先発する。

登板前日の26日、敵地で高橋光成投手(27)、隅田知一郎投手(24)とともに練習を行った。力を入れたキャッチボール、ショートダッシュ、ラダーを使ったトレーニングなどで体を動かした。今季2度目のソフトバンクとの対戦に「安打を打てる選手、長打を打てる選手もいますし、選球眼がいい選手、いろんなタイプの左打者がいる。打者の調子と自分の状態を照らし合わせながら、うまく抑えていければ」とイメージした。

単独首位を走るソフトバンク打線は強力だ。リーグの打率ランキングでは柳田が3割3分3厘でトップにおり、周東が3割1分6厘、近藤が3割1分2厘と、左打者が上位を占めている。出塁率でも柳田が4割9分でリーグトップ、4割4分2厘で近藤が続いており、左打者を封じることがポイントになりそうだ。

今季初の開幕投手を務めた右腕は、ここまで4試合に登板し2勝0敗。防御率はリーグ2位の0・64と安定しており、奪三振数も34個でリーグトップにいる。「自分の思っている以上にというか、自分でも本当にびっくりするぐらいの数字が残っている」。大事なカード初戦、チームに勢いをもたらすピッチングをみせる。

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