ソフトバンク上林誠知外野手(20)が初の猛打賞でCS出場を猛アピールした。

 1番中堅でスタメン出場すると3回、5回の打席で連続二塁打。7回には一時は逆転となる2号2ランを右翼席中段まで運んだ。「テラスまでは行くと思ったんですが。うまく打てました」。

 8回にチームが再逆転され、1点を追う9回には無死一塁で打席がまわってきた。同じ2年目の楽天守護神松井裕に初球バントの構えで揺さぶったが、首脳陣は打ってほしかったと注意された。「あそこが一番の反省ですね」と3安打より空振り三振した最後の打席を反省していた。

 20歳の若鷹が1軍でどんどん経験を積み重ねている。