日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は9日、巨人の福田聡志投手が野球賭博に関与していたとする問題を受け、NPBの全職員と審判員への聞き取り調査を開始したことを明らかにした。既に巨人のほか、阪神やソフトバンクなども選手らへの聞き取りを始めている。

 NPBは問題が発覚した5日と巨人から野球協約に基づく告発を受けた7日に、文部科学省とスポーツ庁に電話で報告した。スポーツ庁からは「きちんと解決してほしい」と要請されたという。

 NPBの調査委員会が調査を始めており、1カ月から1カ月半で処分案を提示するとしている。