巨人高橋由伸外野手兼任コーチ(40)が巨人軍監督に就任することが23日、決まった。今季限りの現役引退も発表された。
甘いマスクで人気を誇り「天才」と評された打撃センスで巨人を引っ張った中心選手が、来季は監督となる。
高校時代
桐蔭学園では1、2年夏甲子園出場
- 夏の甲子園、鹿児島実戦に出場した桐蔭学園・高橋由伸(写真は91年8月18日)
- 第74回全国高等学校野球選手権大会開幕戦 桐蔭学園対沖縄尚学 夏の甲子園、沖縄尚学戦で8回からリリーフ登板した桐蔭学園・高橋由伸(写真は1992年8月10日)
大学時代
慶大では1年時からレギュラー
- 慶大・高橋由伸の打撃フォーム(写真は97年11月2日)
巨人を逆指名
- 苦渋の決断の末、巨人を逆指名した慶大・高橋由伸は記者団の質問に険しい表情で考え込むシーンも(写真は97年11月4日)
プロ入り
仮契約で長嶋監督と握手
- 仮契約を終えた慶大・高橋由伸(右)は、ほっとした表情で巨人長嶋監督と握手(写真は97年12月6日)
入団会見 同期は小田ら
- 入団発表での巨人高橋由(前列右)(写真は97年12月18日)
1年目から活躍
プロ初出場のヤクルト戦で初安打
- 巨人高橋由はプロ初出場のヤクルト戦で、右前へ鮮やかに初安打(写真は98年4月3日)
広島山内からプロ1号本塁打
- 巨人高橋由は広島山内の高めのフォークを右翼スタンド中段へ運ぶプロ1号本塁打を放つ(写真は98年4月7日)
天才的な打撃センスで活躍 06年には結婚
100号本塁打はライバル中日川上から
- 巨人高橋由が通算100号本塁打を放つ。投手は中日川上憲伸(写真は01年8月)
150号本塁打
- 巨人高橋由は右越えに通算150号本塁打を放つ(2003年9月27日)
アテネ五輪でも中心選手として活躍
- アテネ五輪代表に選出された巨人高橋由(右)は上原とガッチリ握手(写真は2004年6月25日)
元日テレ小野寺麻衣アナと結婚
- 結婚会見で笑顔を見せる巨人高橋由伸と小野寺麻衣アナウンサー。婚約指輪はまだ購入してなく、高橋由伸からプレゼントされた指輪を披露する(写真は06年1月30日)
腰痛と戦いながらプレー
250号本塁打
- 巨人高橋由は通算250号本塁打を放つ(写真は2008年4月6日)
1500試合出場
- 通算1500試合出場を達成し花束を受け取った巨人高橋由(写真は2012年5月4日)
300号本塁打
- 巨人高橋由は広島バリントンから左越えに300号本塁打を放つ(写真は2012年8月17日)
15年は打撃コーチ兼任で活躍
最終打席は空振り三振
- セCSファイナルステージ第4戦、巨人高橋由(左)が空振り三振に倒れ試合終了。ヤクルトに日本シリーズ進出を許し、無念の表情を見せる原辰徳監督(中央)(2015年10月17日)
プロフィル&ライフタイム
◆高橋由伸(たかはし・よしのぶ)1975年(昭50)4月3日、千葉市生まれ。桐蔭学園では1年からレギュラー。慶大では東京6大学リーグ新記録の通算23本塁打を放った。97年ドラフトで巨人を逆指名して1位入団。新人王は川上(中日)に奪われたが、1年目の98年に打率3割、新人初の満塁本塁打2本、勝利打点13度を記録。打率3割を7度マークしている。03年の11打数連続安打、07年の先頭打者本塁打シーズン9本はプロ野球記録。今季は打撃コーチを兼任した。04年アテネ五輪出場。ベストナイン2度、ゴールデングラブ賞7度。180センチ、87キロ、右投げ左打ち。今季年俸1億5000万円(推定)。
- 巨人高橋由伸の年度別成績
- 巨人の歴代監督