阪神呉昇桓投手(33)が23日、関西国際空港から母国韓国に向けて出国した。

 来季の去就に関しては「その部分は自分は気にしていない。エージェントがやってくれる。球団(阪神)との話を進めている。気にせずに待つだけです」と言うに止めた。

 シーズン終盤に故障し戦線を離脱。巨人とのCSファーストステージに間に合わなかった。「今年は個人的に悔しい。チームとしては80周年の記念の年に、優勝するチャンスがあったのに優勝できなかったことが一番悔しい」と振り返った。

 空港に居合わせた韓国のファンの写真や握手に笑顔で応え、日本を後にした。