3年ぶりに阪神の1軍内野守備走塁コーチに復帰する久慈照嘉氏(46=野球解説者・評論家)が30日、西宮市内の球団事務所で就任会見を行った。

 久慈氏は「前回いたときとメンバーも変わっていないのでやりやすいと思う。開幕時に監督が内野手で悩まれるようにやっていきたい」と意気込みを語った。

 また注目する選手に鳥谷、上本、西岡の名前を挙げた。「(監督から)とにかくもう1度鳥谷を頑張らせてくれというのが最初の言葉だった。外からみていてここ2、3年は守備範囲が狭く感じていた。そこら辺はケガなど悪いなりにやっていた結果だと思う。とにかく治して、ゴールデングラブを取ったときのイメージにしていければ。上本も西岡も何かを変えれば長期離脱は防げるんじゃないかと思う」と再生を誓った。

 11月1日から始まる秋季キャンプに7日から合流する。