阪神の一二三慎太外野手(23)が6日、休日を返上して鳴尾浜室内で打ち込みを行った。「スイングを確認したかったので」と、近日中に2軍鳴尾浜キャンプを視察する金本知憲監督(47)へのアピールに気合十分だ。

 指揮官からは先月末の甲子園練習で「もっと始動を早く」「持っている力の20%ぐらいしか出していない」などとアドバイスされており、「形をつくりながら継続してやっています。何としてもアピールしたいです」と成果披露に燃えている。球団の来季構想から外れ、16年シーズンは育成契約となる見込みだが、1年での支配下登録復帰を目指す意気込みだ。