オリックスが来年2月の春季キャンプを、宮崎開催に一本化することが22日、分かった。球団関係者は「来年は最後まで宮崎でやることになると思う」と明かした。従来は月の終盤までキャンプを張り残りの数日間は若手中心に高知に移動して2次キャンプ。対外試合をこなしていたが来年はこの2段階方式を取りやめる方向となった。

 今年はA組(1軍)が宮崎、B組(2軍)が宮古島の分離キャンプ。来年は宮古島からの撤退が決まっておりA、B組とも宮崎の大所帯となる。今年のように宮崎から高知への移動は選手への負担もあることから、宮崎にとどまることを選択したようだ。

 来春キャンプでは福良監督が実戦を増やすと明言。紅白戦と対外試合を合わせて約10試合を予定している。宮崎でみっちり1カ月を過ごし、チーム力の底上げを図る。