阪神金本知憲監督がドラフト1位の明大・高山外野手をじっくりと育てる姿勢を示した。

 「とにかく、見てからやね。ルーキーはそんなに焦る必要はないんじゃないかな? そう思うけどね」。

 高山は10月26日に右手有鉤(ゆうこう)骨を骨折の修復手術を受け、リハビリ中。来春キャンプには問題ないとされているが、金本監督は手首の故障についても、じっくりと見定める姿勢を示した。

 「後遺症なんか残らないようにちゃんとケアしていると思うし、競争の中に入ってキャンプ2月1日からばりばり打って、投げて走って、やってくれたら理想だけど、そんな焦らしてもだめ」。