東京6大学野球リーグの春秋リーグ戦、全日本大学野球選手権を制した早大が5日、寮とグラウンドがある地元、東京・東伏見で優勝パレードを行い、巨人ドラフト2位の重信慎之介外野手(4年=早実)が、4年間胃袋を支えてくれた地元グルメに感謝した。

 沿道には多くの人が集まり、歓声に応えながらゆっくりと歩いた。

 重信は「ありがたいですね。野球部だけじゃなくて他の部活も、温かく見守ってくれて本当にうれしいです」と地元のファンに感謝。さらに「いつも寮に出前してくれる吉野さんも来てくれました」と喜んだ。

 「吉野」は地元・東伏見の中華料理店で、ラーメンや定食が人気。歴代の早大野球部員が通ってきた。重信は今も昼食は出前を頼むといい、地元ならではの交流を楽しんでいた。