左右のライアンがタッグを組む。ヤクルト小川泰弘投手(25)が27日、今秋ドラフト3位左腕の龍谷大平安・高橋奎二投手(18)と“師弟関係”を組むことを明かした。ともに足を胸の高さまで上げる「ライアンフォーム」の持ち主。右のライアン小川は「聞かれたことには答えたいですし、逆に僕も聞きたいこともある」。左のライアン高橋との意見交換を心待ちにした。

 小川は、高橋の投球を動画サイトでチェック済み。「右と左で少し違う部分はありますけど、高橋君は体が柔らかい印象がある。足もかなり高く上げている」と分析する。気になった点は、後輩にも積極的に意見を求める姿勢だ。2年連続の開幕投手を務めた小川に対し、将来的な先発候補の1人として期待される高橋。左右のライアンで切磋琢磨(せっさたくま)し、未来のヤクルトを背負う。