阪神のドラフト2位坂本誠志郎捕手(22=明大)が11日、新人合同自主トレ恒例の長距離走でトップとなった。

 6人によって争われたレースでのV。「前評判がよくなかったんですけど、絶対トップとってやろうと思っていました。短距離は得意じゃないんで、最後に瞬発力でいかれるとまずい。最初からみんなを追い込んでやろうと思っていました」という坂本が序盤から先頭に立って、高速ペースに持ち込んだ。途中でトップを奪われたが終盤に再び奪い返して、そのままゴール。3000メートル走が行われている、ここ3年間で最高の11分21秒というタイムで優勝。アピールに成功した。