ポストマエケンは決まっている!? 広島松田元オーナー(64)が11日、仰天プランを明かした。前田健太投手(27)のポスティングシステムでの米大リーグ、ドジャース移籍により空位となる背番号18について「長くエースをやってくれる選手が背負ってくれた。支えてくれる選手につけてもらいたい。田中とかね」と驚きの発言。私見ながら、今秋ドラフトで12球団が1位候補に挙げる創価大・田中正義投手(3年=創価)の名前を挙げた。

 広島は今日12日にスカウト会議を行い、候補選手をリストアップする予定。競合間違いなしの田中の指名に踏み切るかどうかは現時点で未定だが、背番号18を受け継ぐことが出来る素材に違いはない。前田はメジャーで骨をうずめる覚悟を明かしており、8年という大型契約もある。球団として次なるエース出現を楽しみにしている部分もあるだろう。

 広島の「18」はまさしくエースナンバーだ。小さな大投手長谷川良平、100勝100セーブの佐々岡真司、2度の沢村賞の前田健太と献身的に腕を振る男が背負ってきた。田中が獲得出来れば、「18」に異論はないはず。すでにスカウトが密着マークを続けており、今後も動向を見守る。