ロッテの高校生ルーキートリオがモデルデビューを果たした。ドラフト1位の平沢大河内野手(18=仙台育英)3位の成田翔投手(17=秋田商)5位の原嵩投手(18=専大松戸)の3人で、新社会人などを対象にした東武百貨店船橋店の「ルーキー&フレッシャーズフェア」のイメージキャラクターに採用された。ロッテ浦和寮で20日、ポスター撮影に挑戦。ぱりっとしたスーツで決め、メークとへアセットを施された。

 平沢は入寮時、私服を持ってこなかった。野球に集中している証拠だ。「スーツは初めて。モデルの気分ですね」とはにかんだが、カメラを向けられると自然と笑顔になった。「笑った方が見ている人たちも明るくなる」とプロとして“見られる”自覚は十分。成田、原も人懐っこく笑った。

 球団は「イケメントリオ」として売り出し中だ。既にオリジナルTシャツを販売したが、3月のオープン戦日程を告知するポスターにも起用を計画している。東武百貨店側も、3人の写真写りの良さに注目。担当者は「クリスマス商戦でもお願いしたい」と話した。平沢の誕生日が12月24日のクリスマスイブなのも、何かの縁!?【古川真弥】