日本ハム栗山英樹監督(54)が2人のルーキー左腕の順調な調整ぶりに目を細めた。

 米アリゾナ州ピオリアでの春季キャンプは9日(日本時間10日)、第2クール3日目。ドラフト1位上原健太投手(21=明大)と同2位加藤貴之投手(23=新日鉄住金かずさマジック)が今キャンプ初めて打撃投手を務めた。

 先に投げた加藤が石川慎を相手に23球を投げて安打性が5本。上原は松本を相手に16球を投げて安打性が3本だった。栗山監督は「思っていた通り、非常に楽しみ。バッピ(打撃投手)に来るまでが目安だった。バッターに投げ出したら、面白そうだなと思った」と、即戦力左腕への期待を膨らませていた。