楽天は球団公式ホームページで17日、過去選手間に金銭の授受があったと発表した。

 14年交流戦期間の約2週間、1軍登録の野手から1人あたり1000円を集め、試合に勝利した場合、円陣で声出しした選手がいったん受け取っていた。

 また投手、野手ともに、練習中のノックでミスをした場合にジュースや現金500円を納めていたことが確認された。

 いずれも集められた現金は選手会の会費に回され、年末の選手会や投手会、野手会のイベントで使用されたという。選手個人での使用は確認されなかった。現在は行われていない。

 球団は野球賭博に関する聴取と並行して、全選手に声だしとノックでの金銭授受について個別ヒアリングを進めていた。