2015年10月以降、巨人の福田、松本竜、笠原、高木の元4選手の野球賭博関与が発覚した。野球賭博問題の主な経緯は以下の通り。

 <野球賭博問題の主な経緯>

 ◆2015年10月5日 巨人が福田聡志投手の野球賭博関与を発表。同僚の笠原将生投手に紹介された知人との間で賭け。日本野球機構(NPB)の調査委員会初会合

 ◆同年10月6日 巨人は全選手や監督、コーチ陣に事情聴取開始

 ◆同年10月7日 巨人が熊崎コミッショナーに野球協約で定められている告発をする

 ◆同年10月21日 調査委は笠原投手と松本竜也投手も野球賭博を行っていたと発表

 ◆同年11月9日 巨人が福田、笠原、松本竜の3投手との契約を解除する方針を発表し、原沢敦球団代表は引責辞任

 ◆同年11月10日 警視庁が3投手から任意で事情聴取したことが判明。熊崎コミッショナーが調査委の案を受け3投手を無期失格とし、巨人に制裁金1000万円を科した

 ◆2016年3月8日 巨人が高木京介投手も野球賭博に関与と発表

 ◆同年3月9日 高木投手が記者会見

 ◆同年3月11日 巨人の渡辺恒雄最高顧問ら幹部3人が引責辞任

 ◆同年3月14日 巨人の選手が自チームの勝敗に絡んで現金のやりとりをしていたことが判明

 ◆同年3月23日 12球団代表会議で「12球団共同声明」を発表。「球界の浄化に全力で取り組み、ファンの皆様の信頼回復に最善の努力を尽くします」

 ◆同年4月25日 野球賭博問題の全容解明を進めるために当事者の「自主申告」を促す特別措置の適用期間が終了。申告は1件もなかった

 ◆同年4月29日 笠原元選手ら2人が逮捕