来秋ドラフト候補の東大・宮台康平投手(3年=湘南)が6回まで毎回の12安打を浴び、5失点で4敗目を喫した。

 初回、1死から連続長打を浴びて先制点を献上。3回は先頭打者に死球を与えて1点を追加された。「疲労感はなかったけど、コースが甘くて球の質も良くなかった」と、6回には3連打などで4点を奪われた。

 直球は140キロ前後で空振りを奪えず、6回で116球を要した。勝ち星が遠い左腕は「だんだん良くなってきたのに、6回はバテてしまった。自分は真っすぐで勝負できないとダメ」。浜田一志監督(51)は「前回までと比べて球威が落ちていた。キレもいまいちだった」と話した。