京産大が接戦を制して大商大に勝ち越し、勝ち点4、勝率で大商大に並んだ。

 1点を追った3回に相手の守備の乱れもあり、3点を奪って逆転。5回に3-4と勝ち越されたが、その裏に藤原隆蒔主将(4年=近江)の右ゴロで同点に。6回に杉野翔梧外野手(1年=近江)が2試合連続の決勝打を放ち、熊山琢也投手(3年=東海大仰星)が反撃を封じた。勝村法彦監督(59)は「熊山を後ろに持っていったのが、この2試合はうまくいってますね」と右腕の好投をねぎらった。

 1回戦は大商大に1-10と完敗し、王手をかけられたが「相手の強さは認めなければいけない。それならうちは、それ以上の力を出そう。粘れるだけの練習をしてきたぞ」と選手を鼓舞。連勝につなげた。

 27日午後0時半から大阪・南港中央で優勝決定戦が行われる。