奈良学園大(近畿学生)が接戦を制し、4年ぶりに8強入りを決めた。

 2-2で迎えた8回1死で、宮本丈内野手(3年=履正社)が決勝のソロを右翼スタンドにたたきこんだ。守っては主将でエースの鈴木佳佑(4年=履正社)が2日連続の完投勝利。

 高校の先輩をバットで援護した宮本は「鈴木さんさまさまで勝ってきたので、きょう打ててよかったです」と笑顔。同じ先輩のヤクルト山田が昨年の日本シリーズで打った3本塁打の動画を見て、気持ちを高める。“山田効果”で打のヒーローになった。