広島がコリジョンルールでサヨナラ勝ちを決めた。

　同点の９回２死一、二塁で途中出場の赤松真人外野手（３３）が中前にヒットを放ち、二塁走者の菊池が一気にホームへ。クロスプレーとなり、アウトの判定となったが緒方監督が抗議し、リプレーでの検証となった。

　検証の結果、コリジョンルールが適用されて判定が覆りセーフに。史上初めてコリジョンルールでのサヨナラが成立した。

　晴れて殊勲の男となった赤松は「たぶんコリジョンを導入して初めてのパターン。喜ぶタイミングが難しかったですけど、セーフになって良かった。セーフになってくれ、アウトなら僕はもってなかった。それくらいの気持ちで待っていました」と、検証の間やきもきした心中を明かした。