5回の守備で負傷交代した楽天茂木栄五郎内野手(22)の登録抹消が決まった。

 無死一塁から、二盗を試みたソフトバンク本多と二塁上で交錯した。送球を受けた瞬間に態勢を崩し、タッチの瞬間に右手と本多のスパイクが重なった。出血を抑えながらベンチへ下がり、阿部と交代。梨田監督は「親指と人さし指の間を切ったよう。トレーナーからは10日以上はかかるのではないかという報告でした」と説明した。入れ替わりに哲朗が昇格する。また、小関の登録も抹消して武藤を今季初昇格させる。

 ドラフト3位ルーキーの茂木は開幕から遊撃でスタメン出場を続け、68試合で打率2割7分9厘。中軸を担い、5月29日の日本ハム戦からは21試合連続で3番に座っていた。