今秋ドラフトの超目玉で、右肩痛により戦線を離脱していた創価大の156キロ右腕、田中正義投手(4年=創価)が6日、東京・八王子市内の同大グラウンドで前日に続き練習を公開し、ブルペン投球で順調な調整をアピールした。

 岸雅司監督や多数の報道陣が見守る中、ブルペン入り。捕手を立たせた状態から片膝をつくところまで、約30球を投げた。

 「今日は7割ぐらい。思い切り腕を振ることは怖くないです」と話し、8月のオープン戦登板へ向けて調整していく。岸監督は「(田中)正義がブルペンに入ったのはこれで5度目。これから何があるか分からないが、腕の振りがシャープだし順調にきている」と話した。田中は4月23日の共栄大戦で右肩痛を訴え、復帰へ向けトレーニングを積んでいた。