日米大学野球は2勝2敗で最終第5戦。試合は4-4で9回を終了。10回からタイブレークに入り、10回裏1死満塁から上武大・島田海吏外野手(3年=九州学院)が犠飛を放ちサヨナラ勝ち。2大会連続18度目の優勝を果たした。


チーム10
米国
日本

【日】柳、佐々木、田村、斉藤

【米】ホウク、ピーターソン、ブカウスカス

【試合経過】

先発は日本が柳、米国がホウク

米国1回 1死から2番ケンドールが振り逃げで出塁。3番スコウグの左前安打で一、二塁。4番マッケイは四球で満塁。5番バーガーは二ゴロ併殺打で無得点

日本1回 1番佐藤が四球。2番島田が送って1死二塁。3番楠本は一ゴロで2死三塁。4番大山の初球が暴投となり1点先制

米国2回 3者凡退、1三振

日本2回 2死後、7番辰己がバックスクリーンへソロ本塁打を放ち2-0とした

米国3回 3者凡退、2三振

日本3回 3者凡退

米国4回 2死から安打と四球で一、二塁。しかし後続なく無得点

日本4回 3者凡退

米国5回 先頭の8番ウォールズが四球。しかし連続三振で2死。ここで日本は柳から佐々木にスイッチ。佐々木はケンドールを三振に仕留めた

日本5回 米国投手は2人目の左腕ピーターソン。1死後、7番辰己が死球。送りバントで2死二塁。9番京田は四球で一、二塁。暴投で二、三塁。1番佐藤の左前適時打で2者生還し4-0とした

米国6回 1死から4番マッケイが四球。5番バーガーは中越え安打。しかし一塁走者が走塁ミスし三塁タッチアウト。2死二塁。6番ビアーは一ゴロで無得点

日本6回 米国は3人目の右腕ブカウスカスが登板。2死から5番吉川が中前安打。しかし捕手のけん制に刺され無得点

米国7回 連続安打と内野ゴロ、四球で1死満塁。ここで日本は佐々木から田村にスイッチ。ケンドールは捕邪飛で2死。3番スコウグが147キロ直球を右へ満塁本塁打を放ち4-4同点とした

日本7回 3者凡退

米国8回 先頭のバーガーが左前安打。1死後、バーガーが二盗成功。2死後、ウォールズが歩き一、二塁。ヘアーストンは三振で無得点

日本8回 3者凡退

米国9回 1死後2番ケンドールが右前安打。さらに二盗、捕手の悪送球で三進。3番スコウグは四球で一、三塁。4番マッケイは二直。一塁走者飛び出し併殺、無得点

日本9回 先頭の3番楠本が右前安打。4番大山が送って1死二塁。5番吉川は敬遠で一、二塁。しかし森川は三ゴロ併殺打で無得点

米国10回タイブレーク 無死一、二塁から攻撃。1番フリードルから。送りバントを決め1死二、三塁。ここで日本は田村から左腕斉藤にスイッチ。2番ケンドールは三振。3番スコウグも三振に倒れ無得点

日本10回ブレーク 無死一、二塁から攻撃。9番京田から。送りバントを決め1死二、三塁。1番佐藤は敬遠四球で満塁。2番島田が左翼へ犠飛を放ちサヨナラ勝ち。優勝を決めた

5回途中で降板し、笑顔を見せる先発の柳(右)(共同)
5回途中で降板し、笑顔を見せる先発の柳(右)(共同)
暴投で生還する佐藤(右端)(共同)
暴投で生還する佐藤(右端)(共同)
本塁打放つ辰己(共同)
本塁打放つ辰己(共同)
満塁本塁打を浴びた田村(共同)
満塁本塁打を浴びた田村(共同)
サヨナラ左犠飛の島田(共同)
サヨナラ左犠飛の島田(共同)
延長タイブレークで米国にサヨナラ勝ちし、喜びを爆発させる日本ナイン(共同)
延長タイブレークで米国にサヨナラ勝ちし、喜びを爆発させる日本ナイン(共同)
侍日本大学代表メンバー
侍日本大学代表メンバー