延長12回1死満塁から、藤田一也内野手(34)の投ゴロが失策を誘い、後半戦初勝利をサヨナラで飾った。梨田昌孝監督(62)は「(無死一塁から)嶋が起点を利かせて、サードにプッシュバントを決めたのが大きかった。最後は雨で下が滑ったのかもしれないが、ラッキーでした」と喜んだ。

 2回には5年目の三好がプロ初本塁打となる3ランを放つなどリードしたが、7回に併殺打を狙った今江の悪送球などが絡み、同点に追い付かれた。

 計6投手の継投で競り勝ち、梨田監督は「よく守ってくれたと思います」と、中継ぎ陣の踏ん張りを勝因に挙げた。