ヤクルト由規投手(26)の5年ぶりの白星をスタンドで見届けた両親も、涙を抑えられなかった。

 父の均さんは「頑張っていればこういう結果もあり得るんだなと。これが彼のセカンドステージの1勝だと思う」と右肩手術の苦境を乗り越えた姿に感慨深げ。故障前の最後の白星が誕生日だったという母の美也さんは、ウイニングボールを手渡されると目頭を押さえ「今後は長くプレーできるよう頑張ってほしい」とエールを送った。