日本ハム田中賢介内野手(35)が会心の決勝打を放ち、ド派手なガッツポーズを連発した。

 楽天則本に無得点だった8回2死満塁で、二塁を強襲する2点適時打。大喜びする味方の一塁側ベンチへ、何度も拳を振り上げた。西川の単打、中島の犠打、大谷の内野安打、中田の四球と粘り強くつないだチャンスを、一振りでモノにした。

 12日は延長11回サヨナラ負けでムードは悪かったが、相手エースを土壇場で攻略しての1勝。「また1つ、チームとしてのレベルが上がった」と、ソフトバンク猛追へ手応えをつかんでいた。