日本ハム中田翔内野手(27)が5年連続20本塁打となる20号ソロを放つも試合に大敗し、切り替えを強調した。

 3点を追う3回。1点返し、なお1死走者なしからで楽天菊池の内角への140キロ直球を、左中間席に突き刺した。3戦連続の1発で、プロ4年目の12年から5年連続となる20本塁打をマーク。「コンちゃん(近藤)が打って、何とかそこに続かないといけなかった」と、主砲の意地の1発だった。

 8回2死満塁の最大の好機では、バックスクリーンに届くかという打球を放ったが、惜しくも中飛。「全力を尽くして、あの形になってしまった。入ってほしかった」。首位争いで、再び後退してしまい「切り替えてやるしかない。それだけですね」と必死に前を向いた。