今秋ドラフト1位候補の中京学院大・吉川尚輝内野手(4年=中京)が、東海地区大学野球連盟にプロ志望届を提出した。

 大学の先輩、広島菊池にならって、4日の大安を選んで提出。志望届に名前を書き込んだのも8月31日の大安というこだわりだった。

 「1年でも長く試合に出続けられる選手でありたい」と息の長いプレーヤーを目指す。6月の全日本大学選手権初制覇にチームをけん引し、大学日本代表にも選ばれた。走攻守そろった内野手として複数球団が1位候補に挙げる。全日本大学選手権では全5試合で安打を放つなど「打てるショート」と評価されるが、吉川は「打撃は自分の中ではまだまだ。これからの試合で何か見つけて、プロにつなげていきたい」と貪欲だった。