3季連続優勝を目指す亜大が延長11回、7-3で専大との開幕戦を制した。大学日本代表の北村拓己内野手(3年=星稜)が、0-1の5回にリーグ戦1号の逆転3ラン。延長11回にはダメ押しの左前適時打を放ち、3安打4打点と大暴れした。

 亜大・北村が、みそぎの4打点で白星発進に導いた。5回の1発は左翼手が1歩も動けない会心の当たり。春は「5」だった背番号は「34」。8月上旬に寮の門限を守らず、開幕直前まで主力組から外れていた。春からの連勝を「9」に伸ばしたが「自分の情けなさで迷惑をかけた。周りから信頼される人間になる」と話した。