広島ナインが歓喜のビールかけに沸いた。都内の特設会場で、選手会長の小窪哲也内野手(31)の「せーの」のかけ声でまずは鏡割り。新井、黒田らが2個の樽をたたき割った。

 続けて再び小窪が「みなさんお疲れ様でした。とうとうこの瞬間がやってきました。そしてカープファンの皆さん、25年間お待たせしました。今日はみんなでしっかりビールを浴びて盛り上がっていきましょう」と叫んだ後に「まさかじゃない!」の声に選手らが「見たか!」と返し、ビールかけがスタートした

 最後は黒田が音頭を取り1本締め。約20分で3000本が泡と消えた。

 選手らの喜びの声は次のとおり。

 緒方監督 これが優勝の味っていうやつですね。25年前に1度だけ味わった味。全然忘れてました。選手、コーチ、裏方に本当に感謝です。ファンのみなさん、おめでとうございまーす

 黒田 いいっすね。最高です。(緒方監督からビールをかけられ)目が痛いっ、最高っす。(今日の投球は)最後だと思って目いっぱいいきました。いろいろ思い出すこともあって感極まってしまいました。(カープに復帰して)良かったです、最高です

 野村 最高です。最高のシーズンです。

 丸 ありがとうございます。みんなで支え合ってここまできました。若い選手が多いですが、みんな最高のチームメートです。

 新井 全国のカープファンのみなさんおめでとうございます。たくさん応援していただきありがとうございます。自分のことはどうでもいい、今日は最高の日です

 石原 誰がどうとかじゃなくて、みんなが頑張った結果優勝できたと思います。みんな頑張りました。まだまだ試合あるんで頑張ります。(地元広島で沸くファンに対し)今日はちょっと離れてますけど、みんなで騒いでいいお酒を飲みましょう!